447. 剣山の大蛇

2026年6月2日の朝日新聞の地方欄に、剣山の記事が出ていた。土地の伝説を小説にして出版というものだったが、メインは剣山の大蛇?! ソロモンの秘宝の他にもこんなネタあったの?聞いてないよー?!

時はヒバゴンツチノコUFOの介良事件ニューネッシースプーン曲げ…と、空前のオカルトブームに湧いた1970年代。

1973年5月8日。場所は剣山から10kmほど北に位置する剪宇(きりう)峠。地元土建会社社長の西岡正と、西岡計利・猪子一好の3名が、口だけで2.5mはあろうかという大蛇に遭遇! その後10日・15日にも目撃情報が。胴回りは20cm、全長10m! ピーピーピーと奇妙な音を発したとも。26日には、第一目撃者らに、町会議員の谷奥一敏も含めた4人が、再び遭遇! 大西正信は100名を超す捜索隊を結成。探索の結果、巨大な何かが谷底へ向かった跡が発見され、巨大な抜け殻も2体届けられた。

現地にはマスコミが殺到し、6月9日の『朝日新聞』にも記事が掲載された。地方紙には、民家に保存されている巨大な頭蓋骨についても書かれている。この写真を見た〈徳島市立動物園〉の園長は「おそらく蛇だと思う」とコメントしたが、後に〈兵庫医大〉での化学分析でメスのアオザメの顎とされた…。

実はこの土地には、古くから大蛇の言い伝えが残る。古くは江戸時代末期に一斗樽ほどの太さの蛇を射殺し、その顎を持ち帰り桐箱にしまって神棚に備えたというのが、前述の民家の蛇の頭蓋骨だという。また、オカルト界の第一人者である山口敏太郎の叔母の縁者も、大正時代に狩猟中大蛇に遭遇。その後発熱し3日後に死亡した…! また、剣道の達人が大蛇を斬り殺したが、やはり1か月後に死亡したという話も伝わる。そして、この大蛇は以前書いたソロモンの秘宝を守護しているとも…!

定説は、サーカスや見世物小屋から逃げ出した外国産のアナコンダ等だったのでは…というもの。剣山登山の楽しみが、また一つ増えた!

絵は2026年、ジャック・ブラック主演の映画『俺たちのアナコンダ』!『俺たちのフィールド』、『俺たちの旅』というのもあったが、これはなかなか良い邦題では?

さぁさお立ち会い! これが剣山を守る大蛇の抜け殻だ!風来松