既にこれまでに、人造人間や、シンギュラリティも書いたのだが、ここに来ていよいよ人工知能てやつは、大妖怪化してきている気がする...!
1642年フランスのブレース・パスカルが、人類初の〈機械計算機〉を製作。1956年アメリカのジョン・マッカーシーがワークショップで始めて「A.I.」という言葉を使用。1990年代に入ると、A.I.が多くの分野で成果を上げ始める。1991年、アメリカ国防総省が〈湾岸戦争〉において、A.I.を使用。1997年オセロ世界チャンピオン村上健がA.I.に敗れる。2005年レイ・カールワッツがシンギュラリティが2045年に訪れると発表。2015年〈DeepMind社〉が、深層学習と強化学習の〈AlphaGo〉を開発。同年プロ棋士がA.I.に敗北。2017年には、A.I.に不向きとされたポーカーでも、人類敗北。同年、俳句を作る〈A.I.一茶くん〉が誕生! また、この年の夏〈Facebook〉のA.I.研究チームのチャットボット〈ボブ〉と〈アリス〉が独自の言語で会話を始めた為、強制終了したという衝撃的なニュースが! ただ、コレについては後日、会話自体は英語だったが意味不明の内容で、研究に不必要とされ終了しただけであると発表された...。2020年代に入ると、〈Google〉が次々にA.I.モデルを開発。質問応答、音声認識、機械翻訳...等、各分野に特化した組み合わせやワークフレイムが実用化。2022年には、〈チャットGPT〉のような専門家以外でも利用可能なA.I.が登場した...!
こう書き連ねて行くと、この先、加速度的に何かが起こっていきそうで、末恐ろしい...。〈チャットGPT〉については、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、スティーブン・ホーキング博士、ヨシュア・ベンジオ...等、多くの専門家、著名人が危険性を指摘している...。人類滅亡のリスクがあるとさえ...。
これまでに創作の世界でも、多くのA.I.が描かれてきた。古くは、1920年チェコのカレル・チャペックの『R.U.R.』。1951年手塚治虫『鉄腕アトム』・1967年『火の鳥』、1968年アーサー・C・クラーク『2001年宇宙の旅』、1974年TVドラマ『猿の軍団』、1984年ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』、1999年ウォシャウスキー兄弟『マトリックス』、2001年スティーブン・スピルバーグ『A.I.』、2015年『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、2021年カズオ・イシグロ『クララとお日さま』...。
シンギュラリティについて、生命情報・神経科学者の合原一幸は、人の脳を超えるという定義自体あいまいな為、否定している。人の脳は、デジタル+アナログのハイブリッドで、様々なノイズが存在しカオスを生み出している為、デジタル記述は困難とも。
最後に、佐野元春が『鉄腕アトム』に捧げた『愚かな人類の子供だった』より...。『幼い僕は残酷だった君がアンドロイドと知るまではなぜなら僕には愛も正義もなかったから君がいなくなったとき幼い僕は泣いたさびしかったからではなくなぜなら僕は愚かな人類の子供だったから...』この詩を元に、そんな人類の作るA.I.も愚かだろうという句にしようとしたが、愛すべきA.I.達を描いているうちに変わってしまった...!
冬ひなた愚かな人類作だからといって愚かなA.I.になるとも限らない例風来松