驚くべき事に、Season5である!
まずは、このノートの説明をしたい。少し前に近所の〈文具生活〉で安くなっていたのを購入。表紙がコロナ禍で話題となったアマビエで2021年とあるので、さすがに売れ残ってしまったらしい。実は、2019年の一冊目、2022年の2冊目も、これと同じタイプの〈LIFE〉社のノートで、共に『水木しげる追悼展』での特別仕様版だった。ちょうど百ページあって、かきやすく気に入っている。今回の物は、〈瀬戸内文具〉とあり、調べてみると〈文具生活〉(香川県。1967年創業元〈コクヨ〉の四国代理店)、〈十字屋〉(山口県。1945年創業)、そして筆者が広島時代にお世話になった〈多山文具〉(広島県。1897年創業)のコラボ商品だった!
ちなみに、アマビエの方も、筆者の第3の故郷熊本県の妖怪というのは前にも書いた。が、実はコロナでのブームのきっかけは、妖怪掛け軸専門店の〈大蛇堂〉さんのTwitterが発端だった! ネット上でよく拝見させてもらっていて、勝手に親近感を抱いている。
そんなわけで、いろいろ何処かしら繋がっていて、縁あってこの5冊目も筆者の手元に届いた様だ。
さて、タイトルは〈道ゆき〉とした。ダラダラとかき続けてきた中で、この妖怪俳画集も変容してきた。当初は、俳句と妖怪についてが主だったが、徐々に家族・親類・友人、小説・本・マンガ・音楽…等、それ以外の要素が入り混じり、妖怪も含めて筆者本人と渾然一体となってきたというか…(まぁ、自分でかいているので当たり前ではあるのだが)。その中で、「道ゆき=旅」というのは私の人生のテーマでもある為、最近よく取り上げている気がする。妖怪は場所につく。今後も、現実にあるところも、そうでないところも旅をして妖怪達に出会っていければ幸いである。
I don't know where I'm going .but,I'm on my way.
CARL SAGAN