44. スカイフィッシュ

1994年アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル。映像コーディネーターのホセ・エスカミーラはUFOを撮ろうとした映像の中に、正体不明の何かを発見。独自の調査を進め、2年後に未知の飛行生物だと公表した。名前は、その形状からロッズ。直後から、世界各地より多くの情報が寄せられた。

日本では、雑誌『ムー』のメインライター・〈日本フォーティアン協会〉の創設者である並木伸一郎がスカイフィッシュと名付けた。

一般的な姿は、棒のような身体に螺旋状の羽。ただ、半透明の皮膜があったり、紙飛行機のようだったり...。大きさも10cm程度から2mのものまで! 色も半透明、白、赤茶色...と、様々。共通するのは、映像にしか映らないという点。理由として、目視出来ないほどの高速(150〜300km/時)で移動している為という。

2003年のイラク戦争時のアメリカのニュース、2011年の月面映像、古くは1969年あのアポロの月面着陸時にもスカイフィッシュの姿があるという! さらに、1000年前のアルゼンチンの壁画にも?!

正体は、プラズマ説、UFO説、龍神説、カンブリア紀のバージェス動物群のアノマロカリスの生き残り...等。また、磁気異常が確認されている六甲山での目撃が多いかとから、何らかの関連も言われている。

ただ、残念ながら最も有力なのは、カメラの前を横切った虫という説...。〈モーションブラー現象〉と呼ばれる...。

まぁ、正体はおいといて、スカイフィッシュ、名前も、存在もなんともカッコイイではないか!〈クロマニヨンズ〉にも同名のイカした曲がある。

春の雷箸で抓めりスカイフィッシュ風来松